「新しい記事」でも書いた通り、新しい趣味としてガーデニングや家庭菜園など植物・作物を育てるのはとてもおすすめです。朝から水をあげることで規則正しい生活ができますし、また、植物を育てることはストレス社会で生きる現代の私たちに癒しを与えてくれます。
しかし、新しい趣味を始めるのって難しい。
最初は分からないことだらけです。ガーデニングや家庭菜園を初めてみたい人にとって心配なのが
⑴必要なものが多そうで、何を買えばいいか分からない...
⑵新しく買うと結構お金かかっちゃうかも...
という点だと思います。
この記事を書いている伊崎(自己紹介リンク)もそうやって悩んでいる時期がありました。
でも。
そんな理由で諦めてほしくない。
だから、最初に最低限必要な道具を、自分の経験を基に解説します。
また、100均で充分な道具、ある程度良い物を買うべき道具も書いています。
この記事を読んで、新しい趣味始めてみませんか?
初心者に必要な道具は限られている
意外にも、最初に買うべき道具ってあんまりないんですよ。
結論から言うと、1000円くらいで始められます。
しかも、100均とホームセンターで揃うものばかり。
この記事を読んでまだひが暮れていなかったら、すぐお店に向かいましょう。
玄関やベランダでの鉢植えを想定
ガーデニング・家庭菜園のスタイルは色々ありますが、この記事では初心者向けということで、
⑴玄関先やベランダで
⑵鉢やプランターを使った
やり方に絞って解説しています。
広大な畑を使った農業などには対応しておりませんので悪しからず。
意外と要らないもの
必要なものを紹介する前に、不要なものとその理由を事前に解説しておきます。
一見必要そうに思われるものでも、実は代用できたりそんなに必要なかったりします。
シャベル、スコップ
小学校の頃にホウセンカやアジサイを育てたことがある人は少なくないと思います
スコップにはその時にお世話になったので、なじみ深い道具の1つですよね。
確かに畑で作業をするには便利な道具ですが、これってよく考えると最初の鉢植えの時しか使わないんですよね。
最初の1日だけしか使わないものを買っても置き場に困るだけですし、無理に買う必要はないでしょう。
なくても特に困りません。
鉢、プランター
伊崎は買いましたが、なくても大丈夫です。
ペットボトルなどで代用可能。
極論ですが、ある程度頑丈で底に穴があるものならなんでもいいと思います。
段ボールにラップ巻いたものでもいいんじゃないでしょうか。
ただし、プラスチックのものなら100円で専用のものが手に入りますし、せっかくなら綺麗な花壇を作りたいもの。
そういう人はこだわってみてもいいのでは?
ホームセンターでお気に入りを探してみましょう!
最初に揃えたい道具
ジョウロ
ホースで直接水をあげれば、ジョウロはいらない。
そう思ってしまうかもしれません。
言語道断です。
勢いよく水をかけてしまうと、その水流で土が流されてしまいます。
根が張っていない最初の頃は特に、優しく丁寧に扱いましょう。
その植物とはこれから長く付き合っていくのですから、そこは横着しないこと。
毎日使うものですし、100均でもいいのでちゃんと買いましょう。
剪定バサミ
これも必要なものです。剪定バサミは、実はオフィスにあるような普通のはさみとは違います。
刃が営利になっており、植物の細胞を傷つけずに断ち切ることができるので植物に負担を掛けません。
剪定バサミはプロ用だと5000円くらいするようですが、初心者が使う場面は主に植え替えの時に不要な茎を切り落としたり、余計な栄養を取られないために間引いたりするときだと思います。
木の幹を切ったりすることがないので、プロ用の高級品でなく数百円のもので充分です。安い物だと500円でおつりが来ます。
軍手
植物によってはとげがあったりかぶれたりといった心配があります。
また、葉には毛虫がいるかもしれません。
家に既にある方も多いと思いますが、一応作業をするときは軍手をはめるようにしましょう。
ネームプレート
必須、ではないですが...
複数を同時に育てる場合、芽が出るまでは何の植物を植えたのか分かりませんし、芽が出ても葉だけでは区別がつかないでしょうから、ネームプレートはあると便利です。最近は様々な形・色の物が出ているので、好きなものを探してみましょう。
苗、種など
当たり前ですが、これも忘れずに準備しましょう。近所に植物を育てている人がいれば、種や挿し木をくれるかもしれません。
自分で買う場合でも、貰う場合でも、最初は初心者でも育てやすいような難易度の低いものがおすすめです。
特にハーブなどは生命力が強くぐんぐん育つうえ、食用にもできるのでおすすめです。
種類によっては虫よけにもなりますし、一つ育ててみてもいいですね。
おまけ:可愛い動物などの置き物
100均にはこういったものが結構あります。
ジャングル、楽園などと自分の中でテーマを決めて、それに沿った植物と置き物を合わせてみるのも楽しみ方の一つです。
こういうのが好きなら集めてみましょう。
合計金額の目安
100均で揃うもの
ジョウロ、軍手、ネームプレート:各100円
その他(ホームセンターなど)
剪定バサミ:500円
苗・種 :100~300円
合計
1000円ほど
最初は安く揃えるのがおすすめ
今回は、安く揃えることをテーマにガーデニングの必須道具をご紹介しました。
しかし中には最初からいい道具が欲しくなる人もいるでしょう。
それも悪くないのですが、プロ用の道具や高級なアイテムは具体的な用途が定まっているものが多いんですね。最初からこれらを買っても後々違うものがほしくなるものです。初めは安く揃えて、知識・技術がついてきたらいいものを買うようにしたほうが、結局はお気に入りの道具を長く使うことになると思います。