エイリアンのような特徴的な見た目に、極めて高い知能、そして数々の伝説。
タコとイカの共通の特徴です。
そのイカ・タコを世界で最も食べる民族が、なんと日本人。
世界の漁獲量の半分以上が日本で消費されています。
そのため、日本のスーパーでも簡単に手に入り、食卓に並ぶチャンスも決して少なくないはず。
しかし、管理人・伊崎のもとには全国の主婦からこんな悲痛な叫びが届いています。
「タコでもイカでもたくさんの種類があって分からない」
「どの調理法が適しているのか知りたい」
最もです。正直たくさんの種類があって、値段も見た目も違うため、高いもののほうが美味しいのか、それとも安いものを買っても問題ないのかわかりにくいんですよね。
そこで、全国の主婦の皆様や僕と同じように一人暮らしをしている方のために、記事にまとめてみました。
本記事は”イカ”編です。
”タコ”編は別記事にて。
食材としての”イカ”
イカは、食材として優秀です。
栄養価、食文化、おいしさなど、様々な点で優れています。
だからこそ特集を組んででもイカの魅力や食べ方を知ってもらいたいと思ったんです。
この記事を読んで、ぜひスーパーにイカを買いに行きましょう!
日本はイカの消費量世界一
まぐろやエビなどと並んで重要な水産資源とされるイカは、日本人の食生活に欠かせない食材です。
世界で獲れるイカの半数ほどが日本国内で消費されており、日本は世界一のイカ消費大国。
日本で多くのイカが消費されている理由は様々あると思いますが、大きな理由の一つに
宗教上食べられない(食べない)人たちが海外にたくさんいる
ということが挙げられるかと思います。
例えば、ユダヤ教ではイカやタコなどの背骨のない動物は食べてはいけないという戒律がありますし、インドのヒンドゥー教徒には菜食主義の人が大勢いると聞きます。
(※宗教の専門的な知識も現地での生活経験もない人間の意見です。絶対に正しいというわけではありません。)
対して日本では、古くは縄文時代からイカを食べていたことが分かっています。
この絶対的な文化の違いが現在のイカの消費量の差を作っているのではないでしょうか。
栄養価も高い”イカ”
イカは美味しいというだけでなく、実は栄養価も高い食材です。
近年問題視されている生活習慣病を抑制する効果やダイエット効果があり、是非とも食べてほしい食材。
イカの栄養価の主役はタウリンです。