今日は最高気温が−1℃で、ここ数日では圧倒的に寒い日だった。
そこで、暖かい鍋を食べようと、ふぐや鍋用の野菜を買ってきたわけだ。
今日はふぐ鍋だから、かつおだしはひかない。ふぐと野菜のうまみが、かつおだしに負けると思ったからだ。
ふぐはもうぶつ切りになっていたから、野菜を適当に切れば準備は整ったことになる。
まず、鍋に昆布を敷く。
そこに、水、酒、しょうゆ、味醂を適当に注ぐ。
野菜を煮ると意外と水分が出てくるから、その分を差し引いて少なめにしよう。
そこにキノコだの、白菜だの、ふぐだのときれいに並べてから蓋をして火にかける。
さて、十分煮えたら、食卓に土鍋ごと持って行って、いつものように考え事をしながら食べる。
ポン酢を作る。
同量の酢、しょうゆを別の鍋で火にかけ、まろやかにする。混ぜるだけだと、「ああ、酢としょうゆを混ぜてあるな」という味になってしまう。
で、あるてい
今日は、一人で鍋を食べた。
一人暮らしだから、鍋でもなんでも、いつも一人だ。
だが、家族と暮らしている人でも、最近は一人カラオケとか一人焼肉とかいう風に、「おひとりさま」が流行っているらしい。
自分にとってはどうでもいいと思う。
自分は友達と過ごす時間も好きだし、一人の時間も好きだ。だから、普通にしていてもみんなとの時間も自分一人の時間もあるわけだ。
SNS全盛の現代でも、自分にとってはあまり関係がない。
ただ、現代の若者、つまり自分と同世代の人たちにとっては、重大なことのようらしい。
「ひとり 時間」で検索してみたら、Twitterでもグーグルでも、たくさんのツイートがヒットする。
その一方でインスタやTwitterでは「バズる」という単語が流行るのだから、若者が求めているのは単に「おひとりさま」の時間だけではないようだ。
両方求めるわがままは、実に素晴らしいと思う。