海外ではタコは悪魔の化身!?
日本のスーパーでは、必ずと言っていいほど見かけることのできるタコ。
僕も、タコは好きです。
然し、タコは海外では悪魔の食べ物として忌み嫌われている生き物だというのも、また有名な話ですね。
タコは海外ではデビルフィッシュと呼ばれている
”悪魔の魚”と呼ばれ、忌み嫌われている、タコ。
僕は日本人で、小さいころからタコを食べて育ったので特に抵抗はありませんが、確かに見た目は不気味です。
もしタコを見たことない人が海に潜って遊んでいるときに偶然見かけたら、かなり怖いのではないでしょうか。
中でもタコ嫌いに最も拍車をかける要因は宗教だといわれています。
僕は宗教のタブーには詳しくないのですが、イスラム教やユダヤ教ではタコ食は禁止だったと思います。
詳しくないのでわからないですけども。
とはいえ、タコを食べる地域も
では、日本以外ではタコを全く食べないのか?というと、もちろんそうではありません。
タコ食を嫌う人が多い国もあれば、逆に抵抗なく食べられる人もいるわけで。
タコを好んで食べる国は、
等が主らしいですが、この辺の区別も「○○人だから食べる、食べない」と一口には言えないのだそう。
日本ではタコ食が盛ん!!
一方で、日本でのタコ食文化といえば、それはもうかなり盛ん。
刺身、寿司、たこ焼き、煮物、干物、酢の物と、日本人の応用力を存分に発揮して美味しい食べ方を確立しています。
日本のタコの消費量は世界全体の5割
日本人がタコ好きなのは皆さんご存知の通りですが、世界に占める日本人のタコ消費量はなんと脅威の
60%‼
世界で一番タコを食べる民族だったんですね、僕たち。
子供たちの明るい未来のためにも、日本のタコ食文化を是非とも継承していきたいものです。
日本各地数々のタコ料理が発展
世界一タコを食べる僕たち日本人ですが、同時に世界一タコを美味しく食べる民族でもあります(個人的意見。)
根拠は単純、タコの食べ方が豊富で、日本各地にご当地タコ料理があるから。
タコの漁獲量日本一のタコ王国、北海道では、刺身や寿司といった定番の食べ方以外に、しゃぶしゃぶも人気だそうです。
美味しそうですね、しゃぶしゃぶ。
郷土料理、というほっこりとした響きは似合いませんが、大阪のタコ焼きは日本のタコ料理を語るうえでは外せない大人気のメニュー。
近年ではタコ焼きを友達と作って盛り上がる”タコパ”が流行り、もはや大阪に限らず日本各地で愛されています。
実は、伊崎がタコ料理で一番好きなメニューがこの“タコめし”。
素朴でありながら旨味もばっちりあって、タコをかみしめる度に
タコめしは特に瀬戸内でしか食べられていないわけではないのですが、タコめしが最も食べられている地域がこの瀬戸内らしいです。
日本で食べられるタコの種類は4つ
さてここからは、日本で食べられているタコの種類の話。
現在発見されているタコは50種類にも上るそうですが、中にはヒョウモンダコのような毒を持つ種類もあり、食用として日本の市場に出回っているタコは主に下記の4種類のようです。
マダコ
タコと言って、すぐに思い浮かぶのがこのマダコという種。
マアジ・マサバなどその代表的な種には「マ」が頭につくので分かりやすいですね。
ミズダコ
マダコに比べ圧倒的に大きいのが「ミズダコ」。
マダコに比べ、というより人間と比較しても十分大きく、手足を広げた長さは3m以上にもなります!
ミズダコの中でも特に大きい個体は本来タコの天敵であるサメなどを捕食することもあるそうで、とっても恐ろしいですね。
ところで、肝心の味はというと、マダコに比べやや劣るというのが正直な感想。
少し水っぽく、柔らかいですよ。
とはいえ東北、北海道などの寒い地域ではよく食べられており、刺身、たこ焼き、ゆでだこと万能に使える食材です。
イイダコ
卵がお米のように見えることから名づけられたイイダコ。
小型のタコなのでまるまる一匹使って見栄えを良くしたタコ料理の際はコレできまり!
他のタコと同じように、昔から食べられてきた素朴な味わいは日本人のDNAに深く刻み込まれています。
ヤナギダコ
美味しくないわけではありません。
しかし、スーパーでマダコとヤナギダコが並んでいたらヤナギダコを買うか?
と聞かれたら、素直に首を縦には振れないところ。
淡い味で、水っぽいのが特徴です。
まとめ
以上、日本と海外のタコ食文化の比較&日本で主に食べられるタコの種類を内容盛りだくさんで書いてきました。
執筆していた伊崎自身、わからない部分を調べたりしていたのですがタコから日本の食文化を覗いたみたいで楽しく記事が書けました!
この記事自体の追記&関連記事の作成は今後も続けていく予定ですので、たま~に立ち寄ってくれるととれも嬉しいです。
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