さつまいも、発芽しました
秋の話です。
高層ビルが立ち並び、仲間との連絡もスマホ一つで充分可能になってしまった現代。
そんなハイテクな現代に嫌気が差し田舎の古き良き味を思い出そうと熊本の名物おやつ「いきなり団子」を作るべく、さつまいもを買ってきました。
ところが、さつまいもは処理に手間がかかるので、忙しいことを言い訳についつい放置してしまったんです。
そして、気づいたときは・・・。
発芽してました。
しかも、既に結構伸びてますよね。葉っぱも大きく立派です。
ここで、「果たして食べられるのか?」という不安が。
ジャガイモの芽には毒があるという話は有名です。さつまいもも同じ芋ですから、食べられないのかも・・・。
楽しみにしていたいきなり団子が作れないかもしれない。食材を無駄にしてしまったのではないか。単純にさつまいも食べたい。
諦める前に、ダメ元で調べてみました。
さつまいもの末路
さつまいもの芽はたべられるのか。答えはすぐに分かりました。
じつは、食べても大丈夫らしい。ジャガイモと違って毒はないそうです。ただし、芽や葉に栄養を取られすぎてしまうとあまりおいしくないらしい。早めに食べてしまうのが一番ってことですね。
そんなわけで、安心して食べることができました。(いきなり団子は今度改めてチャレンジしようと、今回は蒸かして普通に食べました。おいしかったです。)
一人暮らしの深刻な食材の使い切り問題
今回は運よく(?)食材を無駄にせずに済みましたが、今後似たような問題が起こる可能性は十分あります。
安売りの日に買った食材、まとめ買いで安く買った食材を使いきること。
主婦にとっても重要な任務ですが、一人で消費しなければならない一人暮らしにとっては食材を食べつくす戦略の確保はさらに重要な問題です。
例えば、一人暮らしの大学生をモデルに「食材を使いきれない場合」を考えてみると・・・
①忙しい
一人暮らしは自分で調理しなければなりません。
解決策
「食材の使い切り」という一人暮らしにとって重大なテーマですが、これについては後々記事にしようと思ってます。
【おまけ】発芽したさつまいもを見て・・・
本当は買った食材は早めに食べてしまうのがいいのですが、長い間放置してしまい発芽させてしまいました・・・。
しかし、立派に伸びる茎や力強く広がる葉をみていて、やっぱり「食」とは命を頂くことなのだな、と妙に感傷に浸ってしまいました。
これからも食べ物に感謝して、丁寧な料理を心がけたいです。